不倫と結婚
著:エスター・ペレル
訳:高月 園子
紙版
内容紹介
不倫には家庭生活を一瞬で終わらせる破壊力がある。なのになぜ人は不倫をするのか?
ひと昔前まで、結婚は家と家を結ぶ経済活動だった。だがこの数十年の間、結婚は、個人の契約、愛を土台とする。夫婦は互いに親友でもあり恋人でもあり、すべてを満たしあわないといけない。はたして、それは持続可能なのか。
本書は膨大な数のカップルを世界中でみてきたセラピストが、夫婦という人間関係を真摯にみつめ、人間存在の謎と性の複雑さに切り込んでいる。
誰かを愛したすべての人へ。逸脱から、人はなにを学ぶのか。
目次
Ⅰ 不倫の舞台
1 結婚と不倫についての巷の会話
2 不倫の定義
3 不倫は変わった
Ⅱ 不倫の発覚、その後
4 なぜこんなにも傷つくのか
5 愛のホラーストーリー 不倫の悪質度
6 嫉妬 エロスの火花
7 自分を責めるか、復讐するか 諸刃の剣
8 言うべきか、言わざるべきか
Ⅲ 不倫のもつ意味、その動機
9 幸せな人も不倫する 不倫の意味
10 倦怠の解毒剤 禁断の誘惑
11 「 単なるセックス」は可能か? 浮気心の経済学
12 究極の裏切り? 結婚生活に他の問題があった場合
13 愛人のジレンマ もう一人の女との会話
14 嵐のあとで 不倫の後遺症
訳者あとがき
ISBN:9784794970817
。出版社:晶文社
。判型:4-6
。ページ数:360ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2019年03月
。発売日:2019年03月13日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS。