進歩
人類の未来が明るい10の理由
著:ヨハン・ノルベリ
訳:山形 浩生
紙版
内容紹介
破滅と悲惨の未来図、それホント?
正しいデータで見る人類史
いたるところ破滅と悲惨――ニュースやメディアが書き立てるネガティブな終末世界、そんなものは嘘っぱちだ。啓蒙主義思想が普及して此の方、世の中はあらゆる面でよくなってきた。食べ物も増え、衛生設備もぐっと普及し、寿命も延び、豊かさもまし、平和も自由も平等も促進されている。いま必要なのは、この進歩を正しい知識で引き継ぐこと。反グローバリズム運動への批判を展開してきたスウェーデンの歴史家が明解なデータとエピソードで示す、明るい未来への指針。
◆英紙The Economist ブック・オブ・ザ・イヤー2016選出
◆英紙The Guardian ブック・オブ・ザ・イヤー2016選出
目次
はじめに――現在こそが古きよき日々
1 食料――頭と身体を働かせる十分なカロリー
2 衛生――苦しみの源を浄化する
3 期待寿命――人はもうハエのようには死なない
4 貧困――未来への投資に目を向けるとき
5 暴力――戦争を起こせば損をする
6 環境――最悪のシナリオは回避された
7 識字能力――みんなが参加できるということ
8 自由――自分を所有するのは自分だけ
9 平等――かつてないほどの寛容性
少数民族/女性の権利/ゲイの権利
10 次世代――進歩は受け継がれる
おわりに――それでもみんなが納得しないわけ
謝辞/訳者解説/注/索引
ISBN:9784794969972
。出版社:晶文社
。判型:4-6
。ページ数:344ページ
。定価:1850円(本体)
。発行年月日:2018年04月
。発売日:2018年04月23日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NH。