ひみつのゴマちゃん
ゴマダラチョウの不思議な生活
著:成瀬 つばさ
紙版
内容紹介
ゴマダラチョウ(の幼虫)=ゴマちゃんという近所の雑木林や森に
生息している、でもちょっと探さないと見つけられない小さな生き物を通して、
身近な自然と環境に触れてみよう。
日本初、一冊でゴマちゃんのひ・み・つが丸ごと良くわかる本。
【脳科学者の茂木健一郎先生、推薦!】
「ゴマダラチョウは、幼い頃の私的「身近な自然選抜総選挙」、第1位。
「スター」の本ができて、歓喜しています!」
【ゴマダラチョウとは】
漢字で書くと胡麻斑蝶。胡麻斑とはゴマをちりばめたようなまだら模様のことを言う。
鱗翅(ル:りんし)目タテハチョウ科の昆虫。翅(ル:はね)の開張は約7センチ。
翅は黒色に白紋がちりばめられている。幼虫はエノキの葉が大好物。
北海道南部から九州にかけて分布している。
【監修】新里達也先生(前・日本甲虫学会会長)
目次
はじめに
◆ゴマちゃん観察日記
01 ゴマちゃんとの出会い
02 若葉のゴマちゃん
03 太るゴマちゃん
04 ゴマちゃんさなぎになる
05 ゴマちゃんの羽化
06 空飛ぶゴマちゃん
07 ゴマちゃんの産卵
08 ゴマちゃんの誕生
09 小さなゴマちゃん
10 脱皮のふしぎ
11 ゴマちゃんの一年
12 冬が近づくと…
13 眠るゴマちゃん
14 ゴマちゃんの目覚め
15 エノキが好き!
(ほか全部で55個のテーマがあります)
◆「普通の自然」を楽しもう
・玉川上水―私の身近な自然スポット
・玉川上水は新宿まで流れている!
・自然観察会に参加しよう
・自然観察会をやってみた!
・簡単な調査をしてみよう
・玉川上水で越冬ゴマちゃんを探す
・ゴマちゃんが虫嫌いの心をほぐす!?
・ルリ子観察日記
・自然観察指導員とは
・トコロジストになろう
・ゴマちゃんと自然保護
おわりに