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ネット右翼の終わり

ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか

著:古谷 経衡

紙版

内容紹介

ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか。ネット上にはびこる差別的発言は、なぜ根絶されることなく再生産され続けるのか。この問題を解くためには、「ネット右翼」と「保守」の癒着の構造を理解しなければならない。保守派を自認する若き論客が、ネット右翼たちとのリアルな交流に基づいて世に問う、内側から見た「ネット右翼」の構造分析。

目次

プロローグ 安倍政権下で弱体化する「ネット右翼」と「保守」
第1章 ネット右翼とは何か? 保守とは何か?
第2章 ネット右翼 その発生と誕生
第3章 「狭義のネット右翼」への分岐と「ヘッドライン寄生」
第4章 「狭義のネット右翼」の実相
第5章 土着化する保守王権
エピローグ ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか?

著者略歴

著:古谷 経衡
1982年生まれ。立命館大学文学部卒。インターネットや社会、歴史、若者問題など様々な分野で執筆活動を行っている。2015年からはTOKYO FMのニュース発信番組『タイムライン』隔週レギュラーを務める。Yahoo!ニュース『誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくい日本のすべて』不定期執筆中。主な著書に『インターネットは永遠にリアル社会を超えられない』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)、『欲望のすすめ』(ベスト新書)など多数。

ISBN:9784794968821
出版社:晶文社
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2015年07月
発売日:2015年07月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB