犀の教室
「移行期的混乱」以後
家族の崩壊と再生
著:平川 克美
紙版
内容紹介
人口減少の主要因とされる「少子化」はなぜ起きたのか? そもそも少子化は「問題」なのか? 問題であるとすれば、誰にとってのどのような問題なのか? 日本の家族形態の変遷を追いながら、不可逆的に進む人口減少社会のあるべき未来図を描く長編評論。「経済成長神話」の終焉を宣言し、大反響を呼んだ『移行期的混乱』から7年後の続編にして、グローバリズム至上主義、経済成長必須論に対する射程の長い反証。解説・内田樹。
目次
第1章 人口減少の意味を探る
第2章 家族の変質と人口増減
第3章 戦後の家族の肖像
第4章 日本人の家族観
第5章 これからの家族
第6章 既得権益保守のために、孤立化へ向かう世界
第7章 破綻か再生か
解説 「第三の共同体」について 内田樹
ISBN:9784794968296
。出版社:晶文社
。判型:4-6
。ページ数:224ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2017年05月
。発売日:2017年05月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。