日本語とジャーナリズム
著:武田 徹
紙版
内容紹介
学生時代から思考の元のところで、ずっと気になっていた日本語の構造とジャーナリズムの問題。日本語はジャーナリズムに適した言葉なのか? 日本語の構造については、森有正、丸山真男、本多勝一、大宅壮一、清水幾太郎、佐野真一、片岡義男など、多くの論者が挑んできた。
明治期の新聞がどのように口語体になったか。言語学者、文法学者は日本語をどのように考えてきたのか。戦後、大本営発表のような報道を繰り返さないために、新聞はどのような文体を選んだか。何を伝えるかではなく、どのように伝えるか、日本語から考えるジャーナリズム論にして、日本文化論。
目次
主語が曖昧。人間関係に縛られる。日本語によるジャーナリズムは可能か?日本語から考えるジャーナリズム論にして、日本文化論。
ISBN:9784794968272
。出版社:晶文社
。判型:4-6
。ページ数:296ページ
。定価:1900円(本体)
。発行年月日:2016年11月
。発売日:2016年11月28日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP2。