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子どもたちを犯罪から守るまちづくり

考え方と実践―東京・葛飾からのレポート

著:中村 攻

紙版

内容紹介

最近では「地域なんていらない」と考える大人も少なくありません。しかし子どもたちの活動範囲は自分の住む地域以外にありません。その安全を守るには、大人が地域改善に務めなければなりません。児童、PTA、自治町会、行政等が一丸となって取り組んだ、東京・葛飾における“子どもたちが安心して暮らせるまちづくり”活動の足跡。

目次

第1章 基礎的な知識
1 背景と特徴
2 解決すべき課題は何か
3 基本単位をどこに置くか
4 活動の基本構成
第2章 活動の具体的な進め方
5 子どもたちへの調査――「犯罪危険地図」をつくる
6 ワークショップ――「環境改善計画」をつくる
7 具体化に向けて――「実行計画」をつくる
第3章 東京・葛飾の実践
8 環境を変える――実践例
9 地域に絆を広げる――参加者対談
10 活動に寄り添って
補章 折々の出来事に寄せて

著者略歴

著:中村 攻
1942年生まれ。千葉大学名誉教授。工学博士。地域計画家。社会活動としては中央省庁や地方自治体等のまちづくり・むらづくりに関する各種委員・研修講師を歴任。著書に『安全・安心なまちを子ども達へ』(自治体研究社)、『子どもはどこで犯罪にあっているか』(晶文社)ほか。

ISBN:9784794967831
出版社:晶文社
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2012年07月
発売日:2012年07月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQS