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食べる?

食品セシウム測定データ745

著:ちだい

紙版

内容紹介

子育て世代を中心に熱い支持を集める、1日10万アクセスの超人気ブログ「チダイズム」管理人、初の単行本!
「子どもに安全なものを食べさせたい」「何を食べるか、自分で考えて判断したい」すべての人におくる、決定版データブック。
745品目の食材ごとにセシウム測定データ(厚労省・自治体・市民測定所などの測定実績)を提示。
「5段階注意度メーター」で、「いまどんな食材に気をつければよいのか」が一目でわかる!
パワーブロガーならではの筆力で、「楽しく放射線防護をする」ためのコツを大公開!
項目:野菜/果物/肉/魚介・海草/飲料/乳製品・卵/乾物/穀物・豆/調味料・油/日用品
「体がよろこぶ! ベクレルフリーレシピ」付
イラスト・データ図表多数

 福島第一原発事故で、陸上に降下したセシウムは、東京電力の発表で広島に落とされた原爆の168発分。実際には、その数倍から数十倍の降下があったと考えられていて、海に降下した分はカウントされていません。そして、福島はおろか、西は静岡や愛知、北は青森や北海道まで農作物や海産物が汚染されました。でも、そのことを口にすると、すぐに「風評被害」などと言われ、非難されてしまいます。
 現在、皆さんがスーパーなどで買う商品は、事故直後に比べれば、あまり放射性物質に汚染されていませんが、それでも「まったく汚染されていない」わけではありません。
 内部被曝の危険性については、現代科学では未知なる領域です。また、ストロンチウムやプルトニウムといった、ヨウ素とセシウム以外の核種の数値は、ほとんど公開されていません。放射線の影響は、大人よりも乳児や幼児など、子どもの方が大きいため、なるべく安全なものを食べさせたい。そう願う親は多いにもかかわらず、子どもの命や健康よりも、経済ばかりが優先され、食品の安全を確認することさえタブーとされています。
 本書は、各地で市民測定所を運営している方々と連携を図り、現時点でのデータを共有しながら、どの食材が安全で、どの食材にリスクがあるのかを、745品目にわたって、わかりやすく示したものです。食材ごとに過去の測定データと、汚染を軽減するための調理ポイント、外食先での気を付け方などをまとめてあり、「楽しく放射線防護をする」ためのポイントが、たっぷりと詰まっています。
 しいたけ、タケノコ、栗、マダラ、ヒラメなど、汚染されやすい食材のチェックはもちろん、多くの人が「外国産だから大丈夫だろう」と思っている大手メーカーの朝食シリアルや、某有名コーヒーチェーンで使われている牛乳など、知られざる汚染の実態も大公開!
 本当に気を付けるべき食材とは、一体、何なのか。毎日の食事に不安を感じている皆さんに、自分たちの判断で「食べるかどうか?」を考え、選択するうえで、本書を役立てていただければ幸いです。(著者による自著紹介)

著者略歴

著:ちだい
1日10万アクセス(月間約300万PV)を誇る人気ブログ「チダイズム~毎日セシウムを検査するブログ~」(http://ameblo.jp/c-dai/)の管理人。本職はテレビやラジオ番組を手掛ける放送作家だが、福島第一原発事故後の報道に疑問を抱き、独自に取材した情報や、食品に含まれる放射性物質の検査結果をブログで公開。「楽しく放射能から身を守る」を提唱し、日々、シリアスな話題を、ネタを交えて紹介している。そのわかりやすさから、年に数回のイベントではチケットが即日完売。初めて出版される待望のデビュー作に、早くも注目が集まっている。

ISBN:9784794809445
出版社:新評論
判型:B5変
ページ数:224ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2013年12月
発売日:2013年12月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN