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草思社文庫

文庫 さらなる定年後のリアル

著:勢古浩爾

紙版

内容紹介

定年から8年。68歳を迎えた著者が、少しずつ老境へと入りつつある心境や日々のリアルをユーモアたっぷりに綴る。世間からずれても、ぶれずに淡々と定年生活を貫く姿勢が、多くの定年予備軍、定年生活者の心を軽くする。「レジで計算を間違う」「灰皿にコーヒーを入れかける」「ホラあの、顔はでてるんだけどな」「足が弱っておっとっととへたりかける」…etc 文庫書き下ろし。
「じじいあるある」も満載。

目次

● 時代に遅れる 
● 役にたたない毎日をよしとする 
● もうすべて足りている
● 気持ちのいい喫茶店にいるのが好きだ 
● 自転車はおじさんに最適の乗り物だ
● これは認知症のまえぶれなのか? 
● 一日がかりでホキ美術館に行く
● みんな逝ってしまった 
● さすがに「老後破産」はきびしすぎる
● 結局、世間は世間、自分は自分である 
● また昨日とおなじ今日のありがたさ

著者略歴

著:勢古浩爾
1947 年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34 年間勤務ののち、2006 年末に退職。1988年、第7 回毎日21 世紀賞受賞。著書に『結論で読む人生論』『定年後のリアル』『定年後7年目のリアル』『いつか見たしあわせ』(いずれも草思社)、『石原吉郎』(言視舎)、『不孝者の父母考』(三五館)、『自分をつくるための読書術』『こういう男になりたい』『思想なんかいらない生活』『会社員の父から息子へ』『最後の吉本隆明』(いずれも筑摩書房)、『わたしを認めよ!』『まれに見るバカ』『日本人の遺書』(いずれも洋泉社)、その他多数。

ISBN:9784794221704
出版社:草思社
判型:文庫
ページ数:272ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2015年12月
発売日:2015年12月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS