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昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか

著:大塚 ひかり

紙版

内容紹介

「昔話には、なぜ老人が多く登場するのか?」という素朴な疑問を出発点に、全国に残る6万話もの昔話から、古典文学までを徹底分析。昔の老人の知られざる生態が明らかに!

目次

● 昔話に登場する「老人」とは一体何歳くらいか?
● 桃太郎は、爺婆が桃の汁を吸って若返り、交わった結果、誕生!
● 浦島太郎が竜宮城に行った本当の目的は、姫との「性愛」!
● 古典文学には70過ぎの「婚活老人」が頻出!そのわけは?
● 律令が定めた古代の定年は70歳!
● 平安時代の老人は、自傷行為で「極楽往生」をめざした!
● 平安時代は、女は40過ぎてもまだ若い!江戸時代は30でババア扱い!
● なぜ鬼爺とは言わず、「鬼婆」と言うのか?
●「 姥捨て伝説」は本当の話なのか? ……などなど

著者略歴

著:大塚 ひかり
横浜市生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部卒。個人全訳『源氏物語』全六巻、『源氏の男はみんなサイテー』『ブス論』『愛とまぐはひの古事記』(以上、ちくま文庫)、『快楽でよみとく古典文学』(小学館)、『本当はひどかった昔の日本』(新潮社)など著書多数。

ISBN:9784794221179
出版社:草思社
判型:4-6
ページ数:268ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2015年03月
発売日:2015年03月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC