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地図で読む東京大空襲

両国生まれの実体験をもとに

著:菊地 正浩

紙版

内容紹介

六歳の誕生日に両国で東京大空襲を経験し、からくも生きのびた著者が、一夜にして十万人が死んだといわれる惨劇はどのようにして起こったのかを当時の地図を元に回想する。戦前の懐かしい下町文化( 相撲、花火など)の資料を元に大空襲の前と後とで町がどの様に様変わりしていったかを合わせ記す。当時の実体験と長じて地図の専門家となった知識とがあったからこそ書きえた貴重な本。

目次

一・戦前の暮らしと父の出征
ニ・東京大空襲
三・記憶の中の深川と浅草
四・戦時下の地図
五・空襲消失図をつくる
六・復興のネットワーク

著者略歴

著:菊地 正浩
旅ジャーナリスト。昭和14 年東京両国出身。専修大学法学部出身。昭和20 年3 月10 日の東京大空襲により各地へ疎開。現在、埼玉県蕨市在住。三井銀行( 現三井住友銀行) 支店長、( 株) ゼンリン、日地出版( 株) の役員などを経て、現在、( 株) ケイエスエス( 菊地総合企画) を運営する。日本国際地図学会会員。著書に『和紙の里探訪記』( 草思社)『「地圖」が語る日本の歴史』(暁印書館)など。

ISBN:9784794220370
出版社:草思社
判型:A5
ページ数:144ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2014年02月
発売日:2014年02月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ