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日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944

著:カレイ・マックウィリアムス
訳:渡辺 惣樹

紙版

内容紹介

カリフォルニア州の移民政策責任者をつとめた著者が、戦時中の日系人強制収容の背景には、日本人に対する白人種の想像を絶する差別の歴史があったと分析。日本との戦争はすでに1900年からカリフォルニア州とのあいだで勃発していたと指摘し、この〝地域戦争〟がやがて国家間の戦争へと拡大していくプロセスを冷静な筆致で描き出す。日米開戦の起源に新たな視点を加えた驚くべき考察!

著者略歴

著:カレイ・マックウィリアムス
1905年生まれ。米国の法律家。38年からカリフォルニア州の移民・住宅局長をつとめ同州の移民政策を統括。本書の研究・出版にあたっては太平洋問題調査会アメリカ部会、グッゲンハイム基金の後援を受けた。
訳:渡辺 惣樹
1954年生まれ。東京大学経済学部卒業。日米近現代史研究家。著書に『日本開国』『日米衝突の根源1858-1908』『TPP知財戦争の始まり』、訳書に『日本1852』があり、いずれも高く評価されている。

ISBN:9784794219114
出版社:草思社
判型:4-6
ページ数:440ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2012年07月
発売日:2012年07月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KC