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昭和二十年 第一部=13

さつま芋の恩恵

著:鳥居 民

紙版

内容紹介

敗戦の年を描く大著の最新刊。7月初頭の日本。
市民から南太平洋の兵士たちの食糧事情とさつま芋栽培、
ビルマからの撤退戦、地方都市への空襲、対ソ和平交渉の進捗など。

目次

★誰もが飢えていた。菜園でさつま芋をつくっていた。
★沖縄戦は最後の局面を迎えていた。
★地方都市は空襲にさらされていた。
★ソ連大使マリクは和平への斡旋をなぜしないのだろうか。
★トルーマンは原爆をどのように使おうとしているのか。
★ビルマ大使石射猪太郎とフィリピン大使村田省三の撤退戦。
★内大臣木戸幸一の軌道修正と歴史を偽る詐術。
……など

著者略歴

著:鳥居 民
鳥居 民(とりい・たみ)
1929年東京に生まれ、横浜に育つ。日本近現代史および中国現代史研究家。市井の研究家として多数の著作、評論を書き続ける。その歴史を見抜く炯眼ぶりには多くの支持者がいる。横浜文学賞受賞。著書に本書『昭和二十年』既刊12巻、『毛沢東五つの戦争』『横浜富貴楼お倉』『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』『反日で生き延びる中国』(いずれも草思社)、『山本五十六の乾坤一擲』(文藝春秋)などがある。

ISBN:9784794218988
出版社:草思社
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2012年05月
発売日:2012年05月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ