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コンドラチェフ経済動学の世界

長期景気波動論と確率統計哲学

著:岡田 光正

紙版

内容紹介

本書は、近年ロシアその他で刊行されたコンドラチェフの主要文献に内在して、資本主義の長期動態認識における「長期波動論」とその方法論的基礎である「確率‐統計」哲学の意義を考察することによって、コンドラチェフ経済動学の全体像を明らかにしようとするものである。

目次

コンドラチェフの学術遺産と再評価
コンドラチェフ以前の長期波動論の学統
コンドラチェフと長期景気波動論の展開
ブリュッセル長波国際シンポジウム(1989年)
1920年代ロシアにおける長期波動論争
オイゲン・スルツキーと景気研究所
ウェズレー・ミッチェルとコンドラチェフ
ヨーゼフ・シュンペーターとコンドラチェフ循環
ラグナー・フリッシュとコンドラチェフ循環
柴田敬と長期景気波動論
コンドラチェフ経済動学の体系と経済学方法論
コンドラチェフの学術遺産と現代

ISBN:9784792720872
出版社:世界書院
判型:A5
ページ数:366ページ
定価:4600円(本体)
発行年月日:2006年04月
発売日:2006年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFFJ