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「玉音」放送の歴史学

八月一五日をめぐる権威と権力

著:岩田重則

紙版

内容紹介

天皇の大恩か、権力の発動か
日本の近現代史のなかでもっとも有名なラジオ放送。ここで流された昭和天皇の声がアジア太平洋戦争終結を国民に告げた。この放送はなぜ必要だったのか。「御前」会議や原爆にかかわるメディアの報道、当時の人びとの肉声にいたるまでさまざまな文献資料を詳細にひもとくと、明治憲法体制における天皇とはいかなる存在か、そして「玉音」放送とはいったい何だったのかが明らかになる。これまで触れられてこなかった日本近代史の核心に迫る画期的著作。

ISBN:9784791775675
出版社:青土社
判型:4-6
ページ数:300ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ