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パラオ歴史探訪

倉田洋二と歩く南洋群島

他編著:倉田 洋二
他編著:上杉 誠
他編著:諸川 由実代

紙版

内容紹介

多くの貴重な写真とともに語る、パラオの近現代史。日本の委任統治領となり、発展を遂げた産業や文化、そして太平洋戦争の戦禍。委任統治時代の光と影が鮮やかに蘇る。玉砕戦を体験した海洋生物学者の故・倉田洋二が、自らの体験や調査を記載した内容に、編著者が戦前の居住者や遺族から聞き取った体験談、さらに委任統治時代の資料をもとに加筆・編集した。平和の尊さに思いをはせてもらえるよう願った一冊。

著者略歴

他編著:倉田 洋二
海洋生物学者。1927年東京生まれ。南洋庁水産講習所卒業。南洋庁水産試験場勤務中に現地召集され、アンガウル島玉砕戦を経験。戦後は東京都水産試験場主任研究員、東京都小笠原水産センター所長、小笠原海洋センター長を歴任。1987〜1990年、国際協力事業団よりフィリピン国立ワニ養殖研究所へ派遣。1996〜2017年パラオ在住。2019年11月逝去。
他編著:上杉 誠
1974年生まれ。2005年から2017年までパラオ共和国スプラッシュネイチャーセンターにてネイチャーガイドに従事。その活動の中でパラオの史跡や戦跡を専門に紹介する「パラオ歴史探訪ツアー」を主宰する。
他編著:諸川 由実代
精神科医。1962年生まれ。専攻は臨床精神薬理学。

ISBN:9784791111121
出版社:星和書店
判型:B5
ページ数:424ページ
定価:6300円(本体)
発行年月日:2023年04月
発売日:2023年04月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHM
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1MKC