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本当の依存症の話をしよう

ラットパークと薬物戦争

漫画:スチュアート・マクミラン
監訳・解説文:松本 俊彦
監訳・解説文:小原 圭司

紙版

内容紹介

オーストラリアの新進気鋭の社会派漫画家が研究者ヘの取材をもとに依存症問題の本質に迫った,二つのノンフィクション漫画を収載。そして漫画を解説するのは,日本における依存症治療に造詣の深い二人の専門家。この他に類を見ないコラボレーションで,依存症問題について解き明かす。薬物依存症,ギャンブル依存症,アルコール依存症,インターネット依存症など,あらゆる依存症の問題はなぜ起こるのか。依存症者の回復支援に関わるすべての人,保健医療政策に携わる行政関係者,学校関係者,報道関係者,そして広く一般の方々に,ぜひ知っていただきたい。

著者略歴

漫画:スチュアート・マクミラン
1985年生まれ。オーストラリアのキャンベラに在住する漫画家。クラウドファンディングによって世界中の支援者から資金調達しつつ,科学,生態学,心理学,経済学といった領域にまたがる様々な社会問題をとりあげて,ノンフィクション漫画を執筆し,インターネット上で発表する活動を続けている。
監訳・解説文:松本 俊彦
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長/薬物依存症センター センター長。1993年佐賀医科大学医学部卒業後,神奈川県立精神医療センター,横浜市立大学医学部附属病院精神科などを経て,2015年より現職。著書に『アディクションとしての自傷』(星和書店,2011),訳書に『人はなぜ依存症になるのか』(星和書店,2013),『アディクション・ケースブック』(星和書店,2015)など,著書・訳書多数。
監訳・解説文:小原 圭司
島根県立心と体の相談センター(精神保健福祉センター)所長。精神保健指定医,精神科専門医。1993年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院,虎の門病院,松沢病院,関東医療少年院などを経て,2012年より現職。2008年より日本精神神経学会の学会英文誌であるPsychiatry and Clinical NeurosciencesのManaging Editorも務めている。訳書に『10代のための人見知りと社交不安のワークブック』(星和書店,2013)がある。

ISBN:9784791110018
出版社:星和書店
判型:A5
ページ数:120ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年01月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ