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トラ技エレキ工房 1

タッチ・スペアナ付きFPGAラジオ

編:トラ技エレキ工房編集部

紙版

内容紹介

ラジオ!ラジオ!ラジオ!です.1冊丸ごとラジオです.でも,普通じゃないラジオを作ります.
 特集は100Mspsでサンプリングするソフトウェア・ラジオです.フィルタの構成やVHDLのコーディングを解説するので,通信系のディジタル信号処理内容がわかります.さらに,使い勝手をよくするために,タッチ・パネル付き3.2インチLCDにスペクトラムを常時表示します.
 特設記事もFMステレオに特化したソフトウェア・ラジオです.SN比やひずみ率をアナログ時代のFMチューナより向上させました.どのようなディジタル信号処理が行われているかが詳しく解説されています.

目次

放送スタジオの空気が伝わってくる
特集 タッチ・スぺアナ付きFPGAラジオ

0Hz~50MHzのすべてに1Hz刻みで一発チューン!
イントロダクション FPGAで作る高音質ディジタル・ラジオ

ラジオのメイン処理はFPGAで行う
第1章 ディジタル信号処理ボードのハードウェア

1クロックで実行できる高速なCICフィルタの働きがわかる
第2章 FPGAによるディジタル信号処理のメインはエイリアシングとの戦い

ディジタル信号処理特有の復調方式をVHDLコードで実装
第3章 AMとSSBの復調とオーディオ帯フィルタ

LCDの表示制御やユーザ・インターフェースを実現
第4章 システム・マイコン基板TLS-1のハードウェア

FPGA信号処理ボードとタッチ・パネル・ディスプレイを制御する
第5章 システム・マイコンのファームウェア

LCDパネルに角度を付けてタッチしやすく
第6章 電源,アンプとともにケースに入れる


特設記事 FPGA FMチューナ

今でもFM放送は素晴らしい音源だ
第1章 高音質なFPGA FMチューナを自作しよう

ディジタル・レシーバの基本がわかる
第2章 フィルタとFMステレオ復調のメカニズム

SN比やひずみをチェック!
第3章 本器の受信性能を測る

基板作りから各種パラメータのセット,ケースへの組み込みまで
第4章 本器のハードウェアと調整


製作記事
エネループで約7年連続!
いつまでも鳴り続けるトランジスタ・ラジオ


電子工作ワンポイント
シリコン・ダイオードには大きなサージ電流が流れる
ブリッジ整流回路を使おう!

マイナスの抵抗は存在する

ISBN:9784789846516
出版社:CQ出版
判型:B5
ページ数:160ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2013年11月
発売日:2013年11月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TJK