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病と老いと死、とその後の「いのち」

著:森一弘

紙版

内容紹介

この本は、昨年9月2日に亡くなった森一弘司教が、真生会館で日曜講座シリーズで話された原稿を編集してまとめたものです。タイトルが示すように、「いのち」と「死」を中心にした6講話からなっています。はじめに「危険にさらされている『いのち』についての考察」。実に、世界の至るところで、「いのち」が叫びをあげている現実の中で、どうすれば、希望を見いだすことができるのか。また、死から目をそらした文明の中で生きているわたしたちにとって、人間の誰もが迎えなければならない終末、つまり「死」をどのように捉え、どのように向き合ったらよいのか。そして最後に「聖霊」について。聖霊とはそもそも何であるのか、聖書の世界の「霊」がどのようなものであるかを明らかにしていくための道を開いていく試みについて述べています。

著者略歴

著:森一弘
1938年横浜に生まれる。1967年司祭叙階。1985年司教叙階。2000年まで東京大司教区補佐司教を務める。その後は2021年6月30日まで真生会館の理事長を務め、講演、執筆、黙想指導などに力を注ぐ。2023年9月2日帰天。

ISBN:9784789608398
出版社:女子パウロ会
判型:B6
ページ数:196ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMB