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星をみつめて

著:エツァルト・シャーパー
訳:阿部祐子

紙版

内容紹介

キリストの誕生を知らせる星をめざして、小さな王は旅に出た。道すがら、病気や貧困に苦しむ人々の痛ましい姿を目の当たりにし、礼拝のための贈り物をすべて差し出す。さらに数々の苦難や不幸に遭遇し、過酷な運命に翻弄されていく。それでも王のみつめる先には、いつもあの星が輝いていた――。三十年が経ち、すべてを失くした王を待っていたのは、最上の豊かさだった。ただ一つの捧げ物を携えて、王はついに最後の道を歩み出す。原書は第二の『星の王子さま』と評されたロングセラー。

著者略歴

著:エツァルト・シャーパー
1908年、プロイセン(現ポーランド)オストロボ生まれ。19歳で最初の小説を出版。ドイツ、デンマーク、エストニア、フィンランドに移住。ナチス政権とソビエト連邦から死刑宣告を受け、逃亡先のスウェーデンにて二重スパイ容疑で拘束される。1947年以降スイスに定住。約70作の小説や多くの物語、考察、演説を遺した。1984年没。
訳:阿部祐子
獨協大学外国語学部卒業。東京都立川市在住。

ISBN:9784789608299
出版社:女子パウロ会
判型:新書
ページ数:104ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年04月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB