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できるビジネスマンは日本酒を飲む

外国人の心をつかむ最強ツール「SAKE」活用術

著:中條 一夫

紙版

内容紹介

外国人とのコミュニケーションにおいて、「日本酒は最強のツール」です。
飲食を共にすることで親交が深まるの万国共通ですが、その場で日本酒を活用すれば、日本への関心と好感度を高める上で効果的であり、日本酒をきっかけに話題をさまざまな方向に発展させることができます。ビジネストークの素材としてたいへん効果的で、国際ビジネスの武器になります。しかし、日本人だからといって日本酒をしっかり説明できるわけではありません。外国人に説明をするためには、相手の国の飲酒文化を知り、日本酒に対してどのような知識や先入観をもっているかを把握しておく必要があります。
日本語教師を務めるためには、日本語が話せるだけではダメで、教え方のノウハウが必要です。同様に外国人に日本酒を説明するためには、一定の知識・実践ノウハウが必要です。そこで、海外で活躍するビジネスマンと、国内で外国人と交流する日本人のために、必要な日本酒の知識と、日本酒を介した外国人との交流術を、現役外交官が指南します。

目次

はじめに
第一部 心構え編
第一章 日本人ビジネスマンの武器になる日本酒
第二章 国際ビジネスの現場で誰にでも活用できる日本酒
第三章 さまざまなビジネス能力をアップする日本酒
第四章 あなたの真価が問われる日本酒の「武器使用三原則」
第二部 基礎知識編
第五章 外国人にも分かる「サケって何?」
第六章 外国人にも分かる「コメがサケになるまで」
第三部 実践テクニック編
第七章 国際ビジネス目線で日本酒を選ぶ
第八章 国際ビジネスの現場における「日本酒のトリセツ」
第九章 外国料理に日本酒を合わせる
第十章 外国人の誤解や偏見に対応する
おわりに

著者略歴

著:中條 一夫
国際きき酒師(外国人に日本酒の説明・提供を外国語で行うスペシャリスト)。1967年北九州市生まれ。1989年福岡県立東筑高校卒。1992年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程専修コース修了。1992年外務省入省。1993年の東京サミットの際、晩餐会で日本酒が乾杯酒に使われたことに感銘を受ける。その後、海外駐在(4か国11年間)や海外出張(数十か国・地域)を通じ、外国人に対して和食および日本酒の紹介や説明を行った経験多数。2014年、第四回世界きき酒師コンクール決勝大会で審査員特別賞受賞。2018年、日本酒英語資格三冠達成第一号(SSI国際きき酒師、WSETサケ・レベル3、JSAインターナショナル・サケ・ディプロマ)。他にSSI焼酎きき酒師、日本酒学講師等。

ISBN:9784788717091
出版社:時事通信社
判型:4-6
ページ数:250ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDCT