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タテ書きはことばの景色をつくる

タテヨコふたつの日本語がなぜ必要か?

著:熊谷 高幸

紙版

内容紹介

タテ書きを捨ててはならない!

中国も韓国もタテ書きを捨てたいま、日本語のタテ書きもグローバル化により
消える運命にあるのでしょうか? 日本でタテ書き文化が根強く残ってきたの
には科学的な理由がある、という観点から、著者は、読み書きをするときの心
と身体の働きを、視野の形、アイカメラを用いた実験、空所埋め問題、鉛筆の
持ち方調査、ワーキングメモリーなど、多角的なアプローチで検証してゆきま
す。これまでの「タテ書き・ヨコ書き」研究で見過ごされてきた部分に光を当
てる、知的刺激と説得力あふれる論考です。タテ・ヨコそれぞれの利点を認め
つつも、だからこそ「タテ書きを消してはならない」という切実なメッセージ。

ISBN:9784788513570
出版社:新曜社
判型:4-6
ページ数:184ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2013年10月
発売日:2013年10月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CFH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:2GJ