ピュドロさん、美食批評家はいったい何の役に立つんですか?
著:ジル・ピュドロフスキ
訳:関 修
紙版
内容紹介
パリのレストラン格付けガイド『Pudlo PARIS』が好評の著者が、フランスのレストラン、シェフ、料理、そしてグルメを辛口批評し、ガストロノミー(美食)とは何かを熱く語る。
「批評家は、明確であり続け、真なる助言を与え、食事の構成から流行や今日の料理について説明する。と同時に、時代の滑稽さを批判し、酷評するのだ。誤った名声、火通しのやりそこない、自然に反する取り合わせ、首尾よく行いつつも「的外れな」料理を供するシェフたちを。」
目次
1 常軌を逸した者の仕事
2 ある天職の創生
3 誤解される見かけ
4 舞台裏のさらに背後に
5 必然的偏愛
6 序列化の意味
7 正確を期すのは不愉快な欠点ではない
8 口に頰張ったまま喋る
9 変動する世界
10 物書きという仕事
11 目玉焼きの詩学
12 夢見させ、垂涎させる
13 知られていないことと高名なこと
14 汝自らを知れ
15 著名な先達たちについて
16 批評の制度化
17 嗅覚を用いて
18 流行の波に乗る
19 影響力をもつ者
20 失われし美味なる食べ物を求めて
21 悪魔は細部に宿る
22 意味あるもののみが美味しい
23 格付けの専門家
訳者あとがき
ISBN:9784787719133
。出版社:新泉社
。判型:4-6
。ページ数:264ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2019年04月
。発売日:2019年04月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB。