出版社を探す

青鞜の女 加藤みどり

著:岩田 ななつ

紙版

内容紹介

女性による女性のための初めての雑誌「青鞜」と、「青鞜」が育てた作家・加藤みどり。「女の時代」に、現実との矛盾にあえぎながらも、愛と芸術と社会に生き、風のように逝った熾烈な生涯とその時代を活写する伝記小説。年譜を付す。

目次

第1章 朝鳥との出会い第2章 「青鞜」発刊と新しい女たち第3章 新劇の波起こる第4章 「呪い」の連載と夏樹の死第5章 社会へ向かって第6章 愛の争闘終章 もう命はいらないあとがき加藤みどり年譜

著者略歴

著:岩田 ななつ
1964年、山形県酒田市生まれ。1988年、鶴見大学文学部(日本文学)卒業。1990年、大妻女子大学大学院文学研究科修士課程修了。日本近代文学会会員。論文に「加藤みどり小伝」(「国文鶴見」25号)、「加藤みどり資料──『芸術と春』と『幻の海』上演に関して」(「大妻女子大学大学院文学研究科論集」創刊号)他。

ISBN:9784787290762
出版社:青弓社
判型:4-6
ページ数:194ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:1993年