日本のヴァイオリン史
楽器の誕生から明治維新まで
著:梶野 絵奈
紙版
内容紹介
ヴァイオリンは日本でどのように受容されたのか。16世紀から明治初期までのキリスト教の宣教師、鎖国期日本の長崎・出島、横浜の外国人居留地などの珍しい事例と貴重な図版でヴァイオリンの日本史をたどり、楽器としてのヴァイオリンをめぐる営みを掘り起こす。
目次
はじめに
第1章 近世日本への伝来
1 十六世紀から十七世紀の西洋におけるヴァイオリン
2 ラベカの日本到来の記録
第2章 鎖国期日本におけるヴァイオリン演奏
1 出島でのヴァイオリン演奏の始まり
2 「黒坊」たちの音楽的背景とヴァイオリン演奏
3 江戸後期の長崎における様相
第3章 黒船来航から明治維新まで
1 ペリー来航時のミンストレル・ショー
2 横浜浮世絵に描かれたヴァイオリン
3 初のコンサートヴァイオリニストの来日「セニョール・ロビオ」
4 横浜外国人居留地での音楽活動の展開
おわりに
参考文献一覧
あとがき
ISBN:9784787274502
。出版社:青弓社
。判型:A5
。ページ数:164ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2022年09月
。発売日:2022年09月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVR。