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日米映画戦

パールハーバー五十周年

他著:清水 晶
他著:上野 俊哉
他著:丹生谷 貴志

紙版

内容紹介

 真珠湾攻撃にはじまる第二次世界大戦。日米の視覚メディアは、憎むべき敵のイメージをいかにつくりあげ、国家の戦争遂行と国民の戦争参加をどう媒介していったのか。宣伝戦の内実を日米の思想家・メディア批評家らが明らかにする。

目次

1 日本における戦争と映画  清水晶2 第二次大戦下の合衆国政府による映画利用  ウィリアム・T・マーフィー3 他者と機械  上野俊哉4 戦争するイメージ ステレオタイプと日本人を示すアメリカ的表現、1941年−1991年  マイケル・レノフ5 桜と死体 第二次大戦の「暴力」の表現  マーク・ノーネス6 映画/ニヒリズム/自由  丹生谷貴志7 人間が去ったあとに 映画『広島・長崎における原子爆弾の効果』をめぐる対談  鶴見俊輔&粉川哲夫あとがき  福嶋行雄

ISBN:9784787270283
出版社:青弓社
判型:4-6
ページ数:274ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:1991年