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初歩からの 集団遺伝学

著:安田 徳一

紙版

内容紹介

 生物多様性の保全や農学・水産学などにおける育種、医学における臨床遺伝などの分野で、改めて重要性を増してきた集団遺伝学の入門的教科書。
 数学の不得意な学生にも分かりやすいように、最低限必要な数式とともに、できるだけ言葉でていねいに解説した。また理解を助けるために随所に例題を挿入し、巻末には確率・統計についての基礎的な解説を収めた。

目次

1.因子と遺伝子
2.遺伝子プール
3.近親交配
4.2座位の問題
5.遺伝子頻度の機会的浮動
6.集団の細分化:隔離と移動
7.突然変異
8.選 択
9.量的形質
10.集団の変異性
11.集団の罹病性
12.進化速度と遡上合同理論

著者略歴

著:安田 徳一
放射線医学総合研究所名誉所員、Ph.D。1934年 東京都に生まれる。早稲田大学理工学部卒業。科学技術庁放射線医学総合研究所、ウィスコンシン大学遺伝医学部、ハワイ大学遺伝学部、国立遺伝学研究所、スタンフォード大学医学部、放射線医学総合研究所特別研究官などを歴任。

ISBN:9784785352158
出版社:裳華房
判型:A5
ページ数:284ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2007年11月
発売日:2007年11月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PSAK