出版社を探す

接続の微分幾何とゲージ理論(新装版)

著:小林 昭七

紙版

内容紹介

 “接続”は微分幾何を専門にする読者だけでなく、トポロジー、代数幾何,理論物理などの研究にも重要な道具となっている。本書は、そのような広い範囲の読者に、接続の理論と、その応用としてゲージ理論の初歩を解説することを目的としたものである。
■ 古典的名著を、新たな装いで。 
 「昭七先生」として親しまれ、数学界に大きな影響を与えた数学者・小林昭七氏。同氏ならではの明快で研ぎ澄まされた数学が、この“古典”には確かに息づいている。
 2023年刊行の新装版では、読みやすさ・見やすさを向上させるため、数式組版ソフトLaTeXを用いて新規に組み直しを行った。

目次

1.多様体
2.接続
3.リーマン幾何
4.特性類
5.Yang‐Millsの接続
6.4次元多様体上のYang‐Mills接続

著者略歴

著:小林 昭七
カリフォルニア大学名誉教授、Ph.D.。1932年 山梨県に生まれる。東京大学理学部卒業。プリンストン高等研究所研究員、マサチューセッツ工科大学研究員、ブリティッシュ・コロンビア大学助教授、カリフォルニア大学バークレー校助教授・副教授・教授などを歴任。2012年逝去。主な著書に『曲線と曲面の微分幾何(改訂版)』『微分積分読本』『円の数学』(以上 裳華房)、『複素幾何』『顔をなくした数学者』(以上 岩波書店)、『ユークリッド幾何から現代幾何へ』(日本評論社)などがある。

ISBN:9784785315955
出版社:裳華房
判型:A5
ページ数:276ページ
定価:4700円(本体)
発行年月日:2023年02月
発売日:2023年02月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PBMP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PHQ