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jmedmook 91

あなたも名医! ピンチを乗り切る関節リウマチ診療

編:萩野 昇

紙版

内容紹介

◆ 難治性関節リウマチの場合、標準的な治療法が効果を示さないことが多く、新しい知識と治療法を学び続ける必要があります。また臨床現場には様々な理由から、そもそも標準的治療法が適応できない患者さんも大勢来院します。
◆ 本書では狭義の難治性関節リウマチのみならず、「メトトレキサートが使用・継続できない」「生物学的製剤が無効」といったケースや、慢性感染症や肺障害などの疾患がある患者、高齢者や妊娠希望者、経済的な問題のある患者など、あらゆるケースについて専門家がわかりやすく解説しています。
◆ 臨床現場ですぐに役立つ実践的な知識が詰まった、関節リウマチの診療に携わる先生必読の一冊です!

目次

第1章 総論
1. 現在の関節リウマチ治療
2. D2TRAとは何か

第2章 診断・評価・治療
1. 関節リウマチの診断
2. 筋骨格超音波検査
3. 疾患活動性の評価・治療目標(T2T再訪)
4. メトトレキサート
5. メトトレキサート以外の従来型合成疾患修飾性抗リウマチ薬(csDMARDs)
6. 生物学的製剤
7. JAK阻害薬
8. 関節リウマチにおけるステロイド(全身投与・局所注射)
コラム 関節リウマチと骨粗鬆症
コラム 関節リウマチと疼痛(central pain / sensitizationを含む)
コラム 血清陰性関節リウマチ:診断は適切か

第3章 難治性関節リウマチに挑む
1. メトトレキサートが使用できない・継続できない
2. 生物学的製剤・JAK阻害薬が無効
3. 慢性感染症があるRA 患者・感染症ハイリスクRA患者のマネジメント
4. 肺障害がある関節リウマチ
5. 腎障害がある関節リウマチ
6. 高齢者の関節リウマチ
7. 担がん患者の関節リウマチ
8. 妊娠希望者(WoCBA)の関節リウマチ
9. 経済的理由でtsDMARDsが使用できない

著者略歴

編:萩野 昇
萩野 昇(はぎの・のぼる)
帝京大学ちば総合医療センター第三内科学講座(リウマチ)講師

【経歴】
2000年 東京大学医学部卒業
2006年 東京大学医学部附属病院アレルギー・リウマチ内科
2011年より現職
【所属・資格】
日本内科学会認定総合内科専門医,日本リウマチ学会専門医・指導医,米国内科学会(Americal College of Physicians) 会員, 米国リウマチ学会(American College of Rheumatology)上級会員(Fellow)
【著書】
『ロジックで進める リウマチ・膠原病診療』(医学書院,2018),『ケースでわかるリウマチ・膠原病診療ハンドブック』(羊土社,2021),「ジェネラリストが知りたい 膠原病のホントのところ』(メディカル・サイエンス・インターナショナル,2021)

ISBN:9784784966912
出版社:日本医事新報社
判型:B5
ページ数:184ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ