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jmedmook 83

救急外来での検査値の読み方 ルーチンを超えろ!

著:薬師寺泰匡

紙版

内容紹介

◆ 救急の現場においてルーチン化された検査、プロトコル化した診療に物申す! その検査は一体何を見ていて、どんな時に異常値となり、検査結果を実臨床にどのように落とし込んでいくのか。プロセス全体を見直してみましょう。
◆ 辞書的な書籍や教科書との差別化を図るため、ベッドサイドでの研修医との会話をイメージした語りかけるような記載にしました。
◆ 検査値の意義や、検査結果をどのように臨床診断や方針決定に活かすかという過程も大事にした構成となっています。
◆ 学生や研修医、救急後期研修医を含め、救急医療に関わる医療従事者におすすめの1冊!

目次

1章 救急での基本検査
1 救急外来での検査の使い方
2 検査の評価の仕方
3 救急外来での基本検査と追加検査
2章 それぞれの検査項目の意義
1 血球算定
2 凝固・線溶系検査
3 血清蛋白質
4 脂質
5 糖代謝
6 内分泌学的検査
7 血清酵素
8 血清ビリルビン
9 窒素化合物
10 電解質
11 免疫血清学検査
12 尿試験紙
13 尿沈渣
14 尿妊娠反応検査
15 尿薬物反応定性
16 血液ガス検査
3章 症例ごとの追加検査とその意義
1 外傷での検査
2 急性冠症候群(ACS)での検査
3 消化器での検査
4 内分泌疾患での検査
5 貧血での検査
6 敗血症での検査
7 中毒での検査
索引

著者略歴

著:薬師寺泰匡
薬師寺慈恵病院院長
【経歴】
2009年 富山大学医学部医学科卒業
2009年 岸和田徳洲会病院初期臨床研修
2011年 福岡徳洲会病院救急総合診療部
2013年 岸和田徳洲会病院救命救急センター医員
2015年 岸和田徳洲会病院救急科医長
2020年 薬師寺慈恵病院副院長/岡山大学病院高度救命救急センター医員
2021年 薬師寺慈恵病院院長/岡山大学病院高度救命救急センター医員
2022年  薬師寺慈恵病院・JIKEIクリニック院長/岡山大学病院 高度救命救急センター医員(現職)
【所属・資格】
日本救急医学会救急科専門医,日本中毒学会クリニカルトキシコロジスト
【著書】
『@ER×ICU めざせギラギラ救急医』(日本医事新報社,2017),『やっくん先生のそこが知りたかった 中毒診療~だから中毒診療はおもしろいんよ~」(金芳堂,2022)など。

ISBN:9784784966837
出版社:日本医事新報社
判型:B5
ページ数:184ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ