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技術と文明 41

日本産業技術史学会会誌 21巻2号

編:日本産業技術史学会

紙版

内容紹介

日本産業技術史学会は、産業技術に関する歴史について調査・研究を促進し、その成果を社会に還元することを目的として、1984年7月に設立された。産業研究の各分野、経済学、人類学、日本史、工学等の広範囲の専門家による学際的交流の下で、産業技術史研究の基礎確立を目指す。本誌はその研究発表の場。

目次

■論文■

東京における工場用汽缶とその製造業者(今泉飛鳥)
―1889年「汽缶種類取調」を起点に―

「ナイロンの衝撃」と日本の蚕糸業の衰退(平野恭平・牧田久美)
―アメリカ市場の変容とGHQによるデザイン育成―

戦時期における「電力合理化」運動(佐竹康扶)

飛騨産業株式会社における曲木折り畳み椅子の変遷(中川輝彦・麓和善)
―昭和3年より昭和末まで―


■日本産業技術史学会第33回年会テーマセッション報告「日本の工学教育と産業連携(第2回)」■

工学部の誕生(馬渕浩一)
―産学連携の一視点として―

戦後日本の産学連携(橋本毅彦)
―東大生研を中心に―

ISBN:9784784219162
出版社:思文閣出版
判型:B5
ページ数:116ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2018年01月
発売日:2018年01月12日