ぢべたくちべた
著:松岡政則
紙版
内容紹介
ぢべた くちべた ぱらぱらとおちてきた (「くぬぎあべまきうばめがし」)
「どこまでがわたしのもので/どこからがおやおやのびねつなのか/るいがおよばぬようにかいた聲にならない聲をかいた」
あるくを通して、艸に出会い、大灣に出会い、著者にしか触れえない強度で視るもの聴くものに触れていく。
現代詩文庫 『松岡政則詩集』 から2年ぶり、9冊目の単行詩集。造本=二月月