風もかなひぬ
著:伊藤 悠子
紙版
内容紹介
「「もう行ってもよいかもしれない」1994年晩秋のこと。アッシジに行ってもよいかもしれない。もう希望をかなえるのを許されてもよいのではないか。イタリアのアッシジという町の名を心に留めてから20年も経っていた」(「ほとりにたたずむ」)。
人、モノ、風景、生、死、存在の最深部へ注がれた悲しみの集積―はじめてのエッセイ集。
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「「もう行ってもよいかもしれない」1994年晩秋のこと。アッシジに行ってもよいかもしれない。もう希望をかなえるのを許されてもよいのではないか。イタリアのアッシジという町の名を心に留めてから20年も経っていた」(「ほとりにたたずむ」)。
人、モノ、風景、生、死、存在の最深部へ注がれた悲しみの集積―はじめてのエッセイ集。