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群島から

著:高良 勉

紙版

内容紹介

「マブイ(霊魂)は永遠に不滅」
と信じられている
あなたのマブイも
何度も何度も帰って来て
生まれ変わる
(「さよならは―岡部伊都子追悼」)

ゑけ 明けもどろの華よ
琉球弧から日本列島(ヤポネシア)まで伸びていく豊饒なイメージと、ヒ―ジャー汁の臭いがするシマクトゥバの響き。複雑に折りたたまれた歴史に向きあい、同時代を生きた大切な人たちを思う。切迫した現在から未来に託す、渾身の28篇。
題字=吉増剛造、装幀=毛利一枝

著者略歴

著:高良 勉
1949年、沖縄県南城市玉城生まれ。1979年、第1詩集『夢の起源』刊行。以後、主な詩集に『岬』(山之口獏賞)、『サンパギータ』、『絶対零度の近く』、『ガマ』、『アルテアーガー高良勉詩選』など。『ウチナーグチ(沖縄語)練習帖』、『沖縄生活誌』、『魂振り―琉球文化・芸術論』、『言振り―琉球弧からの詩・文学論』など著書多数。

ISBN:9784783737117
出版社:思潮社
判型:A5
ページ数:141ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ