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QQQ 完結

著:和合 亮一

紙版

内容紹介

わたしたちそのものがこの風景だ?
もはや疑問そのものが?
牛の姿をしている?
「(QQQ)」

問いの礫
「わたしは夜になると/寂しい場所にある大きな刑務所へと歩きます/道なりが続いていて車も人もいないのです」(「蛾になる」)。
騒然とした無人の現在を超え、全身で立ち上がる絶対的な問い。現代詩手帖連載時反響を呼んだQQQを収録、和合亮一が挑む未来のためのシュルレアリスム!
装幀=中島浩

著者略歴

著:和合 亮一
1968年福島県福島市生まれ。福島大学卒業。東日本大震災の直後からツイッタ―上で「詩の礫」を発表しはんきょうを呼ぶ。詩集に『AFTER』(98年、中原中也賞)、『RAINBOW』(99年)、『誕生』(02年)、『地球頭脳詩篇』(05年、晩翠賞)、『入道雲入道雲入道雲』(06年)、『黄金少年』(09年)『詩の礫』(仏語版がニュンク・ポエトリー・レビュー賞受賞)、『詩ノ黙礼』、『詩の邂逅』(以上11年)、『廃炉詩篇』(13年)、『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(16年)など。
震災後の福島の文化を発信するプロジェクトや合唱曲の作詞、国内外の詩祭への出演など幅広く活躍する。

ISBN:9784783736448
出版社:思潮社
判型:菊判
ページ数:125ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2018年11月
発売日:2018年11月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ