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悲の舞 あるいはギアの秘めごと

著:三田 洋

紙版

内容紹介

悲はひかりの粒子にくるまれて/必然のつれあいのように
すくいのみちをめざしながら/秘奥の悲の舞を
ひそかに演じるのでしょうか  (「悲の舞」)

「見えなくなると/たとえば宇宙論の膜をめっくて/じぶんと待ち合わせる/いまどうしている?/悲の舞を終えたあとの/かすかな他生のかほり」(「悲の舞を終えたあとの」)。
デジタルの世界の傷口に舞う悲の欠片を、いのちのすきまにそっと抱く。
辿りついたはじまりの景色25篇。

著者略歴

著:三田 洋
詩集『青の断片』(光風社、1970年)
詩集『回漕船』(思潮社、1975年、第四回壺井繁治賞受賞)
詩集『一行の宵』(詩学社、1992年)
評論集『感動の変質』(国文社、1993年)
詩集『グールドの朝』(思潮社、1996年)
詩論・エッセー文庫『抒情の世紀』(土曜美術出版販売、1998年)
新・日本現代詩文庫『三田洋詩集』(土曜美術出版販売、2002年)
『Selection of You Mita's Poems』(私家版、2006年)
詩集『デジタルの少年』(思潮社、2006年)
詩論集『ポエジーその至福の舞』(土曜美術出版販売、2009年)
詩集『仮面のうしろ』(思潮社、2013年)

ISBN:9784783736257
出版社:思潮社
判型:A5変
ページ数:92ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2018年09月
発売日:2018年09月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ