内容紹介
ひとの 少し傾いたほうの耳から
流れ出る かたい音
かねたたきのような
耳に障る音が
辺りにかちかち鳴っている
日々にふと感じる異和にゆっくりと耳を寄せたとき、あらゆる音と色彩にあふれかえる世界がきこえる―小さなざわめきをかろやかな言葉でつつむ、第4詩集。
著者略歴
著:徳弘 康代
1960年高知県生まれ。
詩集
『音をたてる粒子』1988年、ナヴェラ舎
『横浜⇄上海』1995年、夢人館(第二十八回横浜詩人会賞)
『ライブレッドの重さについて』2004年、詩学社(第七回駿河梅花文学大賞)
ISBN:9784783735816
。出版社:思潮社
。判型:A5
。ページ数:89ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2017年09月
。発売日:2017年09月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。