ようこそ
著:来住野 恵子
紙版
内容紹介
うたいながらゆく
「きみが笑った/ひとりでに泣いてた/答えはここだ」
(「The maximum output」)。
「贈与の見返りを求めることのない、そのものへのただひたすらな愛。詩人は、たとえば、そのようなケイローンの無償の愛に全身全霊を込めて応えようとしているのである」(吉田文憲)。
光をおくる26編。
装画=北川健次