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現代詩文庫 224

続・高良留美子詩集

著:高良 留美子

紙版

内容紹介

「内面に向かうモダニズムの感性とアジア・アフリカ、女性なるものの根源へ遡る想像力」(水田宗子)。
『風の夜』(丸山豊記念現代詩賞)、『仮面の声』(現代詩人賞)、『神々の詩』他から、批評と詩の両輪で活動してきた著者の、80年代以降の作品を中心に収録。
解説=大岡信、麻生直子、松井みどり、中村純

著者略歴

著:高良 留美子
1932年東京に生まれる。少女時代から女性の問題を考える。東京藝術大学美術学部、慶応義塾大学法学部に学ぶ。広島の原爆を意識的契機とする学生の文化運動誌「希望(エスポワール)」に参加。56年海路フランスに短期留学、アジアの存在に目覚める。58年第1詩集『生徒と鳥』刊。60年代「詩組織」同人として活躍。70年から日本では知られていないアジア・アフリカの詩を訳す。『場所』(H詩賞)、『仮面の声』(現代詩人賞)、『風の夜』(丸山豊記念現代詩賞)など9冊の詩集、2冊の選詩集、共編訳『アジア・アフリカ詩集』がある。
多くの国際詩人会議で詩を朗読。89~96年城西大学女子短期大学客員教授。
97年「女性文化賞」を創設、自伝的長編小説『百年の跫音』上下など3冊の小説集、自選評論集『高良留美子の思想世界』
全6巻、フェミニズム批評の著書多数。

ISBN:9784783710028
出版社:思潮社
判型:4-6
ページ数:158ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2016年10月
発売日:2016年10月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ