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季節、気候、気象を味方にする生き方

著:石川勝敏

紙版

内容紹介

「生気象学」でここまで分かった天気と健康!
自然とともに培ってきた日本人の知恵を謎解く!

私たちは身体も心も、気温・湿度・風向き・日照時間など天気の影響を強く受けながら生きている。
「雨が降ると古傷が痛む」とか、「春になるとうつ状態になる」といった症状や、気温の低い日は脳出血と脳梗塞を発症しやすいなど、このような心身の病気を予防するためには、天気を味方にする生き方こそが大切なのだ。

本書では病気と天気の関わりを解き明かし、天気とどう接すればいいのか、その予防策を提案する。

油断をすれば、足元をすくわれる
 天気に、もっと興味と関心を持ってほしい
 天候、気候、気象が心身に与える影響を甘く見ないで!
 朝日を浴びることは、命を守る自然健康法
 自分の健康は自分で守り、創るもの

ビジネスも天気次第で動く
 天気と商品の売れ行きには、深い関わりがある
 アイスクリームはなぜ、気温26度で売り上げが急増するのか
 日本の気候に合わせた生き方こそ、運気アップの源になる

健康は「守るもの」ではなく、「創るもの」。
これが著者からのメッセージだ。
 梅田智弘(奈良女子大学特任准教授)


第1章 「春夏秋冬」と、ともに生きる知恵
 日本の気候、季節に合わせた生活こそ、長生きの秘訣
 心より先に、身体が季節を感じる
 私たちは、どんな遺伝子を引き継いでいるのか
 身体が要求する機能は、二つしかない
 身体の機能に合わない生活は、健康にも運気にも悪影響

第2章 身体の機能が狂うと、人生の歯車も狂う
 「気温」「湿度」などの気象が、身体に大きな影響を及ぼす
 人間の身体は、コンピューターより緻密で繊細だ
 見逃されやすい気象ストレス
 遺伝子に逆らった生活が、家庭と社会を狂わせつつある
 犯罪・事故件数は、気温や湿度などの気象も関係する

第3章 日本の四季は美しいが、身体には試練も伴う
 春と秋を上手に過ごし、夏と冬に備える
 季節病は発症してからでは遅い、「予防」が一番
 春の季節病
 夏の季節病
 秋の季節病
 冬の季節病
 季節を活用すれば、遺伝子も喜ぶ

第4章 天からの授かりものが、私たちを生かす
 自然の恵みをしっかり受け止めて、心身の健康をいただく
 日本の森林68.5パーセントは、国土と気候のおかげ
 一人では生きていけないという遺伝子もある…

目次

序章 天気をうまく付き合うと、幸せになれる!

第1章 「春夏秋冬」と、ともに生きる知恵

第2章 身体の機能が狂うと、人生の歯車も狂う

第3章 日本の四季は美しいが、身体には試練も伴う

第4章 天からの授かりものが、私たちを生かす

第5章 季節と身体が、「食欲」をコントロールしている

著者略歴

著:石川勝敏
株式会社ライフビジネスウェザー代表取締役社長。
1941年和歌山県生まれ。
関西大学卒業後、大手流通企業に入社。その後、民間気象会社に転職。
セブンイレブンなどイトーヨーカ堂グループをはじめとする大手流通・小売各社における気象情報活用事業を開拓した。
1998年、株式会社ライフビジネスウェザーを設立、生気象学原理をビジネスに活用し、
「局地防災気象」「健康気象」「流通気象」「生活気象」を中心に社会に役立つ情報を幅広く提供している。
「気象と食品」の関わりについては長年にわたり、その因果関係のデータを積み重ね研究を深める。
主な著書として『アイスクリームは20℃で売れ!』(成美堂出版)、『天気を味方にして健康をつくる本』(中経出版)、
『天気を味方にして100歳まで元気に生きる方法』(グラフ社)、『今日からできるウェザーマーケティング入門-異常気象でも稼げる商品作り』(商業界)、
『コンビニでは、なぜ8月におでんを売り始めるのか』(扶桑社)、
『顧客志向の新市場を作り…

ISBN:9784782533673
出版社:産学社
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2013年06月
発売日:2013年06月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN