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イースト新書

なぜカリスマ経営者は「犯罪者」にされたのか?

著:須田慎一郎

紙版

内容紹介

特捜部の思惑は、「巨悪追及」か「国策捜査」か。
カルロス・ゴーン、堀江貴文、村上世彰……世を賑わせた平成経済事件は、限りなくグレーだ!

戦後最大の経済事件といわれる「イトマン事件」。時代の寵児だった堀江貴文氏、村上世彰氏が逮捕された「ライブドア事件」「村上ファンド事件」。特捜部による証拠改竄が明るみになり、一転して村木厚子氏が無罪となった「郵便不正事件」。そして、日産カルロス・ゴーン氏の逮捕……。
平成は数々の経済事件によって彩られてきたが、果たしてその追及は公平・公正なものだったのか。なぜカリスマたちは標的にされたのか。ときにマスコミをも利用して世論を形成する、地検特捜部の「捜査」の内幕を、人気経済ジャーナリストが暴く。

〈目次〉
第一章 カルロス・ゴーン逮捕の背後にある「特捜部」の思惑
第二章 「検察VS.財界」から読み解く平成経済事件史
第三章 特捜部によって退場させられたカリスマ経営者たち
第四章 「検察VS.安倍官邸」の暗闘に翻弄された面々
第五章 ゴーン事件に見る「検察&マスコミ」の癒着

目次

第一章 カルロス・ゴーン逮捕の背後にある「特捜部」の思惑
第二章 「検察VS.財界」から読み解く平成経済事件史
第三章 特捜部によって退場させられたカリスマ経営者たち
第四章 「検察VS.安倍官邸」の暗闘に翻弄された面々
第五章 ゴーン事件に見る「検察&マスコミ」の癒着

著者略歴

著:須田慎一郎
須田慎一郎(すだ・しんいちろう)
経済ジャーナリスト。1961年東京都生まれ。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経てフリー・ジャーナリストに。
「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続けるかたわら、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)、「そこまで言って委員会NP」(ytv)、など、テレビ、ラジオの報道番組で活躍中。 また、2007年から2012年まで内閣府の多重債務者対策本部有識者会議の委員を務める。政界、官界、財界での豊富な人脈をもとに、数々のスクープを連発している。
著書に『ブラックマネー』(新潮文庫)、『山口組マネー』(宝島社)、『投信バブルは崩壊する! 』(ベスト新書)、『下流喰い 消費者金融の実態』(ちくま新書)、『「階級格差」時代の資産防衛術』(イースト新書)などがある。

ISBN:9784781651163
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:861円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月11日