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イースト新書

週刊文春 トップ屋魂

名物記者が語るスクープの裏側

著:大下英治

紙版

内容紹介

週刊文春前編集長 新谷学氏との対談収録!



三越の女帝・竹久みちと岡田社長解任事件、『白い巨塔』田宮二郎のM資金自殺、
島倉千代子を操る細木数子、「越山会の女王」娘の告白、

ジャニーズ帝国、電通のタブー、小佐野賢治、横井英樹、児玉誉士夫の闇……。


「文春砲」は、ここからはじまった―




「トップ屋」とは、各週刊誌で〝巻頭記事〟を執筆するフリーのジャーナリストやライターのことで、昭和三〇年代週刊誌創刊ブームのころから、そう呼ばれていた。

大下は、昭和四〇年代から五〇年代にかけて『週刊文春』のトップ屋として多くのスクープを生み出した。

本書は、政財界から芸能、闇社会に蠢く〝昭和の怪物たち"の裏の顔に鋭く迫った男が、その舞台裏を描いた大作ノンフィクションである。

社会に激震を与えたスクープはいかにして生み出されたのか?

脈々と受け継がれる「文春砲」の秘密がここにある。

目次

はじめに ノンフィクションとは何か
第一章 トップ屋魂
第二章「なぜだ?!」三越・岡田社長解任劇!
第三章 巨像
第四章 芸能者の闇
第五章 タブーへの挑戦
おわりに
解説 花田紀凱

著者略歴

著:大下英治
大下英治(おおした えいじ)
1944年6月7日、広島県に生まれる。1968年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊文藝春秋に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田茂社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として政財官界から芸能、犯罪、社会問題まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。
著書は、『十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊』、『美空ひばり・時代を歌う』(新潮社)、「闘争! 角栄学校」(講談社)、『トップ屋魂 首輪のない猟犬』(イースト・プレス)など450冊以上にのぼる。
近著に『大宏池会の逆襲』、『安倍官邸『権力』の正体』(KADOKAWA)、『枝野立つ! 立憲民主党のさらなる闘い』(河出書房新社)、『幹事長秘録』(毎日新聞出版)、『百円の男 ダイソー矢野博丈』『日本のドン 血と弾丸の抗争』(さくら舎)、『掟破り』(水王舎)、『自由民主党の深層』『電通の深層』(イースト・プレス)などがある。

ISBN:9784781651071
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:432ページ
定価:972円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月10日