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イースト新書

野党という病い

著:筆坂秀世

紙版

内容紹介

安倍さんは嫌い。でも、支持したい党がない…。
元日本共産党幹部が、その原因を解き明かす。

「革新」が「保守」に永久に勝てない理由
◎なぜ、戦後の革新政党は一枚岩になれなかったのか
◎民主党が与党になっても内ゲバを続けた背景
◎小沢一郎が首相になれなかった三つの理由
◎橋下徹の人気が意味するもの
◎戦後は「改憲」を党是としていた共産党
◎野党に必要なアベノミクスへの対案

■なぜ、日本の「二大政党制」は劣化したのか?
憲法改正、安保法制など、まるで「一党独裁体制」のように強力に政策を推し進めている安倍政権。批判の声も少なくないが、ストップをかけるべき野党は離合集散を繰り返し、「野党共闘」も「反安倍」の声を代弁する勢力を形成するにいたっていない。現在の政党は、政策を同じくする者が集結し、その実現のために活動するという本来の目的を見失っているのではないか。元日本共産党幹部が、みずからの経験をもとに語る「野党崩壊」の背景。

【目次】
第一章 間違いだらけの日本の政党政治
第二章 なぜ自民党は最強なのか
第三章 なぜ民進党に頼りなさを感じるのか
第四章 なぜ「小沢神話」は崩壊したのか
第五章 なぜ共産党がカギを握っているのか
第六章 共産党ブームの落とし穴
第七章 野党につけるクスリ

ISBN:9784781650685
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:861円(本体)
発行年月日:2016年06月
発売日:2016年06月10日