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イースト新書

日本経済はどこで間違えたか

著:菊池哲郎

紙版

内容紹介

バブル華やかなりし1980年代末、一時は世界一の経済大国にまで上り詰めながら、その後“失われた20年”と称される長い衰退の時を経て、ついに借金1,000兆円を背負うに至った日本。いったいこの国は、どこで間違え、何を失ったのか? バブル崩壊、金融危機、構造改革、デフレ不況、アベノミクス……。この栄光と没落の30年間を、国債発行拡大の歴史を中心に辿り直す。毎日新聞経済部長、論説委員長、主筆などを歴任して財政の現場を知り尽くした著者が、借金王国日本の全く新しい解釈を展開する、失敗の平成経済史!

菊池哲郎
1948年福島県生まれ。1971年、東京大学法学部卒業後毎日新聞社入社。東京本社経済部、ロンドン特派員などを経て、経済部長、論説委員長、常務取締役主筆などを歴任。その間、政府税調委員、NHK中央番組審議会委員なども務める。毎日新聞社特別顧問、経済同友会会員など経て、現在国際医療福祉大学教授。著書に『常識の壁』(中公新書ラクレ)、『楽しく暮らすための経済学』(新潮OH!文庫)、『日本には日本の経済がある―アメリカだけが正しいのではない!』(カッパ・ブックス)など。

ISBN:9784781650258
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:240ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2014年02月
発売日:2014年02月12日