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イースト新書

戦後政治の叡智

著:平野貞夫

紙版

内容紹介

一介の学生に「共産党脅威論」を真正面から説いた吉田茂。佐藤栄作が「国会丑年会」で出した無理難題。初対面の挨拶で愛人の女優を紹介した園田直。昭和天皇の行幸御宿の隣で芸者を揚げた前尾繁三郎。田中角栄が涙した、ある冬の朝の出来事──。戦後政治の表と裏を知りつくす「小沢一郎の懐刀」が明かす、偉大な政治家たちの素顔とその先見的思想。そして最終章では、半世紀の恩讐を超え、野中広務氏とともに日本の未来を考える。

平野貞夫
1935年高知県出身。衆議院事務局に入局後、園田直衆院副議長や前尾繁三郎衆院議長の秘書などを歴任。ロッキード事件後の政治改革の実現に向け、当時衆院議院運営委員長だった小沢一郎氏を事務局幹部として政策立案や国会運営の面から支える。92年、衆院事務局を退職して参院議員に当選。以降自民党、新生党、新進党、自由党、民主党と一貫して小沢氏と行動をともにし、「小沢の知恵袋」「懐刀」と称された。現在は著述・論述活動で日本の議会政治の改革を訴えている。

ISBN:9784781650241
出版社:イースト・プレス
判型:新書
ページ数:319ページ
定価:920円(本体)
発行年月日:2014年02月
発売日:2014年02月12日