出版社を探す

昭和プロレス正史 上

著:斎藤文彦

紙版

内容紹介

活字プロレス誕生から60余年――
いま初めて綴られる、プロレスのほんとうの歴史。

日本のプロレス史は力道山、馬場、猪木という3人の偉大なスーパースターによってつくられた。そして彼らの歴史的な試合や事件の多くは主に田鶴浜弘、鈴木庄一、櫻井康雄という3人のプロレス・マスコミのパイオニアによって綴られてきたが、ひとつの史実でも語り部によってそのディテールが異なっている。たとえば力道山のプロレス入りのきっかけとなったとされるハロルド坂田との出会いや、力道山から馬場、そして現在の三冠王座へと継承されたインター王座の出自についても、それぞれストーリーが違ってくる。本書は過去60余年に活字化された複数のナラティブを並べ、ベテランのプロレスライターでありスポーツ社会学者でもある著者がこれを丁寧に検証し、昭和プロレス史の真相に迫った大作である。

序章 “活字プロレス"の原典
一章 力道山I プロレス入り
二章 力道山II 昭和29年、巌流島の決闘
三章 力道山III インター王座のなぞ
四章 力道山IV 出自
五章 力道山V プロレスとメディア
六章 馬場と猪木I デビュー

ISBN:9784781614724
出版社:イースト・プレス
判型:4-6
ページ数:488ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年09月17日