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信長暗殺は光秀にあらず

著:馬野秀行

紙版

内容紹介

「光秀謀反にあらず」とする七つの理由


信長だけでなく、なぜ妙覚寺の信忠を同時に攻撃しなかったのか?
娘婿の津田信澄に知らせず、なぜ彼を見殺しにしたのか?
筒井順慶の軍勢を待ってから、なぜ行動しなかったのか?
居城・坂本城の留守居役に、なぜ“謀反”同調の指示を出さなかったのか?
吉田兼見相手に、なぜ“変”を他人事のように語ったのか?
細川氏への手紙に、なぜ「思いがけないことが起こった」と書いたのか?
狭い本能寺信長屋敷に、なぜ一万余の大軍が押し寄せることができたのか?

謎多き『本能寺の変』が、いま、明かされる!

「敵は本能寺にあり……」という光秀の命令は歴史の捏造である。

光秀は“変”の事実を知らず、本能寺に明智軍の旗が翻るのを知って驚愕した……。

「本能寺の変」は、朝廷、高野山、伊賀の忍びによる「信長暗殺網」一大陰謀である。

そこには天皇を“動座”させ、名実ともに日本の「法皇」を目指す信長の野望と、それを阻止せんとずる勢力の暗闘があった……。

ISBN:9784781601489
出版社:イースト・プレス
判型:4-6
ページ数:366ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2009年05月
発売日:2009年05月29日