出版社を探す

365日短歌入門シリーズ 2

家族のうた

著:加藤 治郎

紙版

内容紹介

家族の歌は、万葉集に遡ることができる。が、家族が盛んに歌われるように
なったのは近代以降である。まだ日が浅いのだ。それは、短歌が「自我の詩」
となったことと関係がある。私を歌う。そのとき家族は最も近い存在なのであ
る。歌人は家族を歌うことで生の深みに辿り着いた。(著者)

著者略歴

著:加藤 治郎
1959年 名古屋市に生まれる。
1983年 未来短歌会に入会、岡井隆に師事する。
1986年「 スモール・トーク」にて、第29回短歌研究新人賞。
1988年『 サニー・サイド・アップ』にて、第32回現代歌人協会賞。
1999年 『昏睡のパラダイス』にて、第4回寺山修司短歌賞。
2013年 『しんきろう』にて、第3回中日短歌大賞。
歌書に『TKO』『短歌レトリック入門』『短歌のドア』など。
エッセイ集に『うたびとの日々』。
未来短歌会選者。毎日新聞毎日歌壇選者。朝日新聞東海歌壇選者。

ISBN:9784781407654
出版社:ふらんす堂
判型:4-6変
ページ数:232ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2015年08月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ