出版社を探す

食品

高タンパク食品の開発と市場

編:シーエムシー出版編集部

紙版

内容紹介

高タンパク質食品は飲料、食品のバリエーションが増え、プロテイン原料の種類も拡大している。この先も市場の拡大が予想される高タンパク質食品市場について、最新の開発・市場情報をまとめた。

目次

----------------------------------
【総論 編】
----------------------------------

第1章 健康の維持・増進に必要なタンパク質とその役割:筋量維持の観点から
1 はじめに
2 骨格筋と老年症候群
3 骨格筋量の調節における筋タンパク質の合成と分解
4 食事摂取に伴う骨格筋内でのタンパク質代謝の調節
5 1日に摂取すべきタンパク質量と3食の各食事で摂取すべき量
6 レジスタンス運動の実施に伴う筋タンパク質の代謝応答
7 タンパク質摂取のタイミングと筋タンパク質の代謝
8 異なるタンパク質摂取に伴う同化作用
9 タンパク質摂取量と腎機能
10 おわりに

----------------------------------
【高タンパク食品の開発 編】
----------------------------------

第2章 ミルクプロテインの価値を最大化する酸性ミルクプロテイン飲料~速攻吸収製法の技術開発~
1 はじめに
2 ミルクプロテインとは
3 ミルクプロテインの酸性域での安定化技術
 3.1 ペクチンによる安定化
 3.2 大豆多糖類による安定化
 3.3 発酵セルロースによる分散性向上
 3.4 トレハロースによるたんぱく質変性の抑制
4 新規酸性ミルクプロテイン飲料の速攻吸収効果
 4.1 胃内でのミルクプロテインの凝集抑制
 4.2 ミルクプロテインの吸収速度の評価
 4.3 新規酸性ミルクプロテイン飲料の骨格筋合成促進効果
5 新規酸性ミルクプロテイン飲料が知的作業効率に及ぼす影響
6 おわりに

第3章 高たんぱく質ヨーグルト摂取によるたんぱく質吸収への効果とその機能性
1 たんぱく質摂取による筋肉量や筋力の維持・増強の意義
2 高たんぱく質ヨーグルトのたんぱく質吸収への効果
3 高たんぱく質ヨーグルトの有効性

第4章 キウイフルーツ果汁末のたんぱく質吸収促進効果
1 はじめに
2 キウイフルーツ果汁末について
3 キウイフルーツ果汁末の臨床試験
 3.1 粉末プロテイン飲料におけるたんぱく質吸収促進効果
 3.2 便通状態の改善効果
4 おわりに

第5章 植物たん白の可能性~食糧・環境問題へのアプローチ~
1 概要
 1.1 たん白の市場活性
 1.2 たん白の機能
 1.3 植物たん白の有用性
2 弊社取り扱い植物たん白素材とアプリケーション例について
 2.1 Solbar社
 2.2 Emsland社
 2.3 Nature Zen社
3 おわりに

第6章 植物性食品市場と新素材「ソイルプロ」の開発
1 はじめに
2 植物性たんぱく食品の現状
 2.1 国内市場
 2.2 海外市場
3 ソイルプロの開発
 3.1 開発経緯
 3.2 豆腐について
 3.3 ソイルプロの品質優位性
4 品質のメカニズム
 4.1 栄養成分と使用例
 4.2 食感
 4.3 におい
 4.4 加工適正
5 今後の展望

第7章 高タンパクめんの開発
1 はじめに
2 主食の栄養素
3 麺類の歴史
4 麺の種類
5 麺で不足栄養素を補う
6 高タンパクめんの開発
7 高タンパクめんの製法
8 高タンパクめんの特徴
9 高タンパクめんの現状と今後
10 おわりに

第8章 米由来タンパク素材「こめたん-生粋」及び「こめたん-焙煎」の開発
1 穀物としての米
2 米の中のタンパク質
3 米由来タンパクの市場に関して
4 米タンパク製品“こめたん”に関して
5 グリコ栄養食品の“こめたん”を通した顧客価値創造

----------------------------------
【高タンパク食品の市場 編】
----------------------------------

第9章 高タンパク質食品市場の現状
1 概要
 1.1 タンパク質の必要性
 1.2 日本人のタンパク質の摂取状況
 1.3 タンパク質摂取不足の弊害
 1.4 タンパク質摂取の動向
 1.5 高タンパク質食品の効用
 1.6 高タンパク質食品の弊害
2 日本人のタンパク質の摂取状況
 2.1 食事からの摂取
 2.2 サプリメントからの摂取
 2.3 GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)
3 タンパク質市場の動向

第10章 スポーツ関連プロテイン市場&健康関連プロテイン市場の動向
1 概要
2 プロテイン市場の動向
 2.1 概要
 2.2 ホエイプロテイン
 2.3 カゼインプロテイン
 2.4 大豆(ソイ)プロテイン
 2.5 ジュニア向けプロテイン
 2.6 女性向けプロテイン
 2.7 シニアプロテイン
 2.8 プロテインメーカーと主要製品
3 アミノ酸市場の動向
 3.1 概要
 3.2 スポーツ用アミノ酸
 3.3 非スポーツ用アミノ酸
 3.4 スポーツアミノ酸サプリメントメーカーと主要商品
4 スポーツ用ビタミン・ミネラルの動向
 4.1 概要
 4.2 スポーツ用ビタミンの機能
 4.3 スポ―ツ用ミネラルの機能
 4.4 ビタミン・ミネラルのメーカーと主要商品
5 スポーツドリンク/機能性飲料
 5.1 概要
 5.2 スポーツドリンクのメーカーと主な製品

第11章 高タンパク食品市場の動向
1 市場の概要
2 主要高タンパク質食品市場の動向
 2.1 プロテインパウダー
 2.2  MRP(ミールリプレイスメントパウダー)
 2.3 置き換えダイエット飲料
3 加工食品
 3.1 概要
 3.2 高タンパク質加工食品の主なメーカーとブランド/商品
4 飲料・デザート
 4.1 概要
 4.2 主なメーカーと商品
5 菓子・シリアル
 5.1 概要
 5.2 主なメーカーと商品
6 その他高タンパク質市場関連メーカーの動向
 6.1 経口栄養流動食
 6.2 大人向け粉ミルク
 6.3 高タンパク質素材提供企業

ISBN:9784781316543
出版社:シーエムシー出版
判型:B5
ページ数:184ページ
定価:76000円(本体)
発行年月日:2022年01月
発売日:2022年01月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDCT