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公害・環境問題と東電福島原発事故

著:畑 明郎

紙版

内容紹介

公害・環境問題と東電福島原発事故/福島放射能汚染調査/福島放射能汚染対策/福島放射能汚染への政策提言

目次

まえがき 畑 明郎 2頁
Ⅰ 公害・環境問題と東電福島原発事故
第1章 環境問題と科学の視点―マルクス・エンゲルスの視点 畑 明郎 10頁
第2章 公害・環境問題と資本主義の限界 畑 明郎 28頁
第3章 四大公害病が残した教訓 政野淳子 50頁
第4章 産業廃棄物と土壌汚染が残された水俣 畑 明郎 68頁
第5章 ドイツの報道にみる日本の原発事故と再稼働    
    ―地球規模の公害を伝えるメディアという観点から 川崎陽子 80頁



Ⅱ  福島放射能汚染調査
第6章 福島県市街地の空間放射線量 久野勝治 102頁
第7章 福島県川俣町で採取した浮遊粒子状物質の元素分析結果と考察
    後藤隆雄・藤原司・中口護 116頁
第8章 福島第一原発事故時最大排出量のキセノン133の考察
     後藤隆雄 132頁
第9章 福島の小児甲状腺がんの現実 政野淳子 142頁
Ⅲ 福島放射能汚染対策
第10章 コントロール不能の汚染水対策 政野淳子 160頁
第11章 放射性廃棄物焼却炉が示す帰還政策の空虚 政野淳子 180頁
第12章 除染、仮置き場、中間貯蔵施設の問題 川崎陽子 198頁
第13章 除染・帰還政策と住民の「健康に生きる権利」 礒野弥生 226頁
Ⅳ  福島放射能汚染への政策提言
第14章 事故5年後のチェルノブイリ法とベラルーシ放射線防護委員会活動
     後藤隆雄 250頁
第15章 低線量被ばくの危険性が日本で軽視される背景 川崎陽子 262頁
第16章 公害対策の経験から福島放射能汚染への政策提言 畑 明郎 294頁

執筆者紹介 306頁

著者略歴

著:畑 明郎
畑 明郎
兵庫県、1946年生まれ。京都大学大学院工学研究科博士課程修了、商学博士(大阪市立大学)。滋賀県環境問題研究所長、元大阪市立大学大学院経営学研究科教授・環境政策論。

編集、まえがき、第1章、第2章、第4章、第16章

ISBN:9784780712919
出版社:本の泉社
判型:4-6
ページ数:312ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年08月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS